多方面で活躍!!東京シンコーレザーの車両内装材

コラム
2024.10.10
更新日:2024.10.15

車両内装材とは?

当社は椅子張地や鞄袋物用の生地、その他副資材等インテリア関連の素材を幅広い業界に対して販売しておりますが、今回はバス・鉄道等の車両業界で販売している車両内装材についてご紹介します。

『車両内装材』という言葉自体、聞きなれない方もいらっしゃると思いますが、バス・鉄道などの車両内装で使用されている資材の事を総称して車両内装材と呼んでいます。

意外と知られておりませんが、当社がお取り扱いをする生地は車両内装材として多くの場面でご利用いただいておりますので、代表的なものをご紹介します。

観光バス向け内装材

座席シートとして採用される生地は、モケット生地(毛織物の一種で、耐久性と柔らかさを兼ね備えています)が大半を占めますが、最近では当コラムでもご紹介したことのある、当社オリジナルPUレザー『レフィーノ』を使用した高級感のある生地も座席シートとして採用されることが増えています。

また、メイン商材であるPVCレザーは、運転席廻りの内装材としてご利用いただいております。

その他、カーテン生地や枕カバー生地、床材やカーペットなども車両内装材として取り扱いがありますので、お客様がイメージするデザインやご要望に合わせた『トータルコーディネート提案』が可能になります。

鉄道車両向け内装材

お客様と共に開発したPVCレザー・PUレザーを、日本が世界に誇る新幹線や特急列車の肘掛けや枕カバーに採用いただいています。

また、近年はシート生地のリニューアル改装(張替え)や肘掛けの張り込み加工まで手掛けており、従来の生地販売だけではなく、お客様の様々なご要望にお応えしております。

燃焼基準について

多くのお客様がご利用される鉄道やバスの車両内装材は、その性質上、より厳格な安全性が求められております。

【観光バス】 JABIA(日本自動車車体工業会)燃焼基準

【鉄  道】 車材燃試(日本鉄道車両機械技術協会)燃焼基準

バスや鉄道で使用される内装材は、これらの基準をクリアした生地のみが使用できます。

もちろん、当社の生地もこれらの基準をクリアしておりますので、安心してご利用いただけます。

加工にも強い!東京シンコーレザー

車両内装において、多方面で当社の生地をご利用いただいているのがお分かりいただけたかと思います。

バス・鉄道の座席シートはモケット生地が大半を占めますが、それらを引き立てるのが当社の生地であり、縁の下の力持ち的な立場で皆様の活動を下支えしています。

また、生地販売だけではなく、

・ラミネート加工

・プリント加工

・ウェルダー加工

・縫製

等、製品としてのご納品にも対応しておりますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。